深いカーリー杢目が美しい、文句無しの５Aランク、ドレッドサイズの最高級のコア材です。

今から9年ほど前、趣味でギター製作を始めたくて、あるギター製作工房に弟子入りしました。
そこで、製作するギターの材料を購入するタイミングで、普通なら初心者用に安い材料を購入するところなのですが、私はあえてまず最高級の材料を購入することしました。
そのことによって、その材料を使えるに足る腕前になることを目標にモチベーションを維持していけるのではないかと考えたからです。
師匠にお願いし、知り合いのギター材屋さんにある中で最高級の素材を選んでいただくことになりました。
で、私の手元に来たのがこの材でした。
材屋さんの説明では、これだけの綺麗なコア材は年に1～2回しかお目にかかれない、ということでした。
それが9年前のこと、その後コア材はどんどん貴重なものになっていきましたから、今ではめったに手に入れることはできない逸材だと思います。
「こいつを眺めながら一晩酒が飲める」
と師匠が言ってました。それくらい綺麗な杢目のコア材です。

なぜ手放すことになったのかというと、一言でいうと、
「私にはもったいない」
からです。

材料を購入し、ギターづくりの基本の話を教わり、いよいよ本格的にギター製作の技術を教えてもらえる段階になった時に、その工房に、あるギターブランドの立ち上げ製作の話が舞い込み、弟子に教えているような時間が取れなくなってしまった、ということで、そこから先は独学でのギター製作となってしまいました。
購入時は、いつかこの材を使えるような腕前になって、と思っていたのですが、いざ自分でギター製作を始めてみると、その奥深さ、難しさを知るにつれ、
「こんな素晴らしい材を私のような素人が使ってしまったら、この材が泣く！」
と思うようになり、その思いは増すばかり。

なので、思い切って手放すことにいたしました。

どなたか、この材を生かす腕を持った方に購入いただき、どうか素晴らしい1台を製作していただきたいと思っています。

購入時の価格は8万円でした。
その後のコア材の希少性の増し具合からすれば、8万円は非常にお買い得なのではないかと思います。
というか、このランクのコア材が売りに出されること自体が希少だと思います。
特に、ドレッドノートサイズとなると、さらに希少だと思います。

9年間の保管 当然、割れなどはありません。

高価なものなので、ネットの画像だけでは・・・とお考えの方、実際に拝見していただくことも可能です。
質問欄にお問い合わせください。
見るだけでも価値はあると思います。
見る人がみれば、思わずうっとりしてしまうような美しさです。
無塗装でこれなんだから、これに薄くラッカー塗装すると、どれだけ綺麗になるんだろう・・・
想像は膨らみます。

サイズは、
バック：約230mm×600mm 2枚
サイド：約127mm×883mm 2枚
厚み：3.2mm～3.4mm程度
です。（素人採寸です）

引き渡し方法ですが、輸送途中で割れたりするのが怖いので、近場の方であれば直接引き取りに来ていただけると安心です。
遠方で引き取りにこれない場合は発送いたしますが、その場合、ベニヤ板のようなもので挟んでしっかり梱包したいと思いますので、落札いただいてから発送まで数日お待ちいただくことになるかと思います。

この材を使って素晴らしい1台を製作したいという方の入札をお待ちしております。