小売 安藤重兵衛造 鎚起七宝 双蝶図 六角菓子盆 大正〜昭和初期 安藤七宝

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箱はありません。経年のスレ、ヨゴレ等があります。(写真掲載)六角の角全てに小さなヒビがあります。(写真掲載)棚に保管しておりました。直径23.5 高さ3.6cm作品底部に作者の銘あり安藤重兵衛は名古屋出身の日本人七宝作家でした。明光後期には、林小伝寺とともに名古屋のエナメル産業を支配した。安藤、浪川康之、浪川宗介は、19世紀後半に「黄金時代の日本の七宝」に技術革新をもたらした3人のアーティストと見なされています。安藤重兵衛(あんどうじゅうべい、1856(安政3)年-1945(昭和20)年)は、七宝作家である。旧姓名は、前田松吉。愛知県に生まれる。煙草商村田屋重兵衛のもとへ奉公に出るが、1881(明治13)年に店が大日本七宝製造会社の後を継ぐ。兄が七宝の道に進んでいた事もあり、20代半ばでイギリスへ留学。帰国後は兄の七宝工房を任される。また、尾張七宝の元祖である梶常吉の孫佐太郎を工場長として招き、安藤七宝店として名古屋で創業七宝焼の製作販売をはじめた。株式会社安藤七宝店初代社長となる。一方で、世界各国で行われていた万国博覧会に出品。受賞を重ねる。「J.ANDO」の名でブースを持ち、日本の七宝を広めた。また、皇室御用達として受注製作を賜るなど、七宝業界で飛躍的な躍進をする。1899(明治32)年 安藤重兵衛を名乗ったが、1936(昭和11)年に重左右衛門に改名する。年表1856(安政3)年 生まれる 1881(明治14)年 第2回内国博覧会出品1890(明治23)年 第3回内国博覧会出品         七宝会社の業務を継承1893(明治26)年 シカゴ万国博覧会出品1895(明治28)年 第4回内国博覧会出品1900(明治33)年 パリ万国博覧会出品1901(明治34)年 グラスゴー万国博覧会出品1903(明治36)年 第5回内国博覧会出品1904(明治37)年 セントルイス万国博覧会出品 第29部大賞受賞1910(明治43)年 日英博覧会出品1903(明治36)年 第5回内国博覧会出品1945(昭和20)年 死去ご理解ある方よろしくお願い致します。

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